例年は全国コンクールで同時発表となるはずの
課題曲の作曲者がようやく発表されました。
まずは小学校の部。
信長貴富さんに決定しました。
信長さんのNコンでの担当歴は、
・第71回(平成16年)高等学校の部「『 新しい人』に」
・第73回(平成18年)中学校の部「虹」(編曲)
・第75回(平成20年)高等学校の部「青春譜」
です。
「青春譜」に出会ったのが
Nコンに再び興味をもつきっかけでした。
小学校の部の担当は初なので、
どんな課題曲になるでしょうか?
高等学校の部は大島ミチルさん。
大島さんといえば第76回(平成21年)の
高等学校の部の課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」以来。
当時、型破りな課題曲で話題になりました。
・途中にあったスキャットは自由
・当時規定にあったラインオーバーもOK
・フリーパフォーマンスは評価対象
(※やらなくてもマイナスにはならない)
という高校生らしいノリを期待された課題曲でした。
ただ、やらなくてもマイナスにされない上に、
コンクールということで冒険する学校は
全国コンクールに残ることもなく、
優等生な演奏のみとなりました。
大島さんも「もっとはじけて欲しい」と
コメントを残されていましたが、
自由ほど難しいのかな?というのを痛感しました。
恐らく、高校生ならコンクールでなければ
本来この曲に求められたであろう
地声寄りのゴスペル風の発声で、
ノリノリで歌うことができるはずなのに、
審査員にどう評価されるかわからないということで、
(実際、そういう演奏は全国に残れなかったと思います)
どこも純声楽発声の大人しいパフォーマンスになってしまったという
不完全燃焼な課題曲に思いました。
さて、今回は大島さんはどういう課題曲を作られるのか?
前回の小説家・石田衣良さんに引き続き、
今年も小説家でもあるリリー・フランキーさんの作詞。
ひょっとすると今回もはじけた課題曲になるのか?
課題曲の発表は3月とのことなので、
楽しみにしましょう。
なお、中学校の部の作曲担当者は来年1月中旬発表だそうです。合唱好きが集まるブログはここ
にほんブログ村
↧
【Nコン2017】小学校・高等学校の部の課題曲作曲者発表
↧