中学校の部の録画を見たので、
さらりと感想を。
今年のポップス課題曲「結-ゆい-」ですが、
私の印象ではしっとりした中にも希望があり、
バラードのようでビート感も根底にある、
そんなイメージだったのですが、
全体的に大人しく、悲壮感も感じました。
トーンが暗めの学校が多かったり、
ビート感がやや乏しい学校が多かったり、
全国生放送の緊張感だったりとかが、
そう思わせた理由かもしれません。
その中で金賞校は理想に近い「結-ゆい-」でした。
何より明るい気持ちにさせてくれました。
技術も大事ですが、私の中でこれが一番重要でした。
自由曲は各々、特色にあった演奏ばかりでしたが、
私の中で大きく差がついたのは課題曲です。
いろいろと議論のあるポップス課題曲ですが、
表現の幅を広げるという意味では、
課題として正しい面があるのかもしれません。
さて、来年度の課題曲制作者ですが、
秋元康さんと発表されました。
秋元さんはNコンとは無縁ではありません。
第70回記念のNコンで、詩を一般公募した際、
選考委員の一人でした。
(大林信彦さん、秋元康さん、
新川和江さん、三枝成彰さん、
小椋佳さん、グッチ裕三さん)
その年生まれた課題曲が、
「やさしい風」「白いページ」
「あしたはどこから」の3曲です。
来年はどんな歌詞が生まれるのでしょうか。
今年の制作者発表で気になるのが、
作曲者が3部門とも一切発表されていないこと。
単にこれから、あるいは現在進行中で
依頼をかけているところのなのか、
何かサプライズがあるのかはわかりませんが、
少し意味深な感じもします。
また、中学校の部の課題曲発表方法。
嵐が課題曲の年にやや似ているので、
それを踏襲するなら、作詞は秋元さん、
作曲はAKB48側が用意した作曲家、
編曲をNHK側が用意した合唱作曲家だと思います。
発表方法も踏襲するのであれば、
紅白歌合戦で初披露も考えられるかもしれません。
もちろん、通常通り年明けの2月かもしれません。
そういえば、嵐が課題曲の年は、
全国大会の番組中では一切発表なかったですね。
あれは異例中の異例でした。
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【Nコン2016】全国大会中学校の部を聴いた感想と、来年のNコン課題曲制作発表の謎
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