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【宮学定演2015】第7回宮崎学園合唱団合同演奏会レビュー

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2年ぶりの宮学の定演。
宮崎滞在は24時間という強行でしたが、
行って大正解でした。
ホロリとしたり、爆笑したり、
思わず「すごっ」とうなったり。
平日でも広いホールの1階席が
ほぼ満席なのはさすが。

今日の定演の感想をさらりと。


宮崎学園高等学校合唱団
宮崎学園短期大学合唱団
宮崎Pisello Dolce


田園の里 新田学園
宮崎市立 大宮小学校

「光の中へ」
前回行った時もこの曲からでした。
定番化したんでしょうか?
私は馴染みがないのですが、
最近の音楽の教科書では定番なようで。
軽めの発声で爽やかに歌ってました。
つかみはオッケー、な感じです。



1.「桜の季節」
有川先生が楽譜を忘れるハプニング。
今日の定演だけでもこれだけの演目ですからね。
仕方ないですよね。
おちゃめな姿が見れました。

演奏はさすが。
中学生は全国コンクールでも
サビのビートで破綻する学校が多かったのに、
高校生だからか難なくこなしてました。
賛助出演の中学生も参加してました。


2.「共演者」
これはどうしても生で聴きたかった。
この課題曲、久々に自分の中でヒット。
ようやく生で聴けました。感謝。


3.「方舟」
宮学といえば「方舟」という方もいるくらい、
平成19年の演奏はインパクトありましたが、
今年度再演されました。
人数のハンデがあったものの、
それをほとんど感じさせない演奏でした。


4.「ゆうやけ」
全日本の女声課題曲。
美しい旋律に大人の女声。
美しくて思わずため息。


5.「III.無声慟哭」
こちらは全日本一般の自由曲。
宮崎短大やPisello Dolceも参加しているからこそ、
この定演はバラエティに富んで楽しいんです。
この曲はうって変わって激しいピアノの旋律。


6.「夜もすがら」
続いて全日本混声課題曲。
コンクール会場にいるのかと錯覚するほど、
張りつめた音の鳴るステージでした。


7.「冬の風」
全日本の混声自由曲。
この曲を歌ったと知ってから、
ぜひ聴きたいと思っていた楽曲でした。
まさか大中恩さんの楽曲を取り上げるなんて。
取り上げる作家に偏りがないのが
宮学の選曲の魅力でもあります。
宮学にピッタリの楽曲でした。
演奏中ニンマリしてました。
昨今取り上げられることのなくなった楽曲を
もっと掘り下げて欲しいです。


8.「アナと雪の女王メドレー」
「ヴェリー」
「雪だるまつくろう」
「氷の心」
「うまれてはじめて」
「Let It Go~ありのままで~」
なぜ賛助出演に小中学生が?
という疑問がこのコーナーで解決。
2階から女声の重厚な「ウェリー」、
ステージからは男声陣の足踏みの「氷の心」、
そこから小学生たちの「雪だるまつくろう」に
リレーで演奏されていました。
雪だるまのオブジェを隣へ隣へ手渡ししながら、
本当に可愛らしい演奏でした。
発声も地声よりだったのもグッド。
やっぱりこの曲はこうでないと。
賛助の中学生を中心とした「うまれてはじめて」。
緊張も見えましたが、振り付きで堂々と歌ってました。
途中、ステージにコスプレのアナ、
2階からエルサ、客席にはオラフが!
オラフが客席で「風船いる人ーー?」と
風船を配ってました。
会場の女の子たちがみんな手を挙げてました(笑)

最後にオラフの掛け声からレリゴーを。
ステージ上には全出演者勢揃いで歌われました。

今回小中学生が賛助出演したのは、
その小中学校の顧問の先生が
Pisello Dolceの団員だからだそうです。


9.「COLORS」
数々のヒット曲を綴ったメドレー。
昭和の歌謡曲から最近のヒット曲まで。
「木綿のハンカチーフ」
「プレイバック part2」
「サウスポー」
「ありがとう」
「青い山脈」などなど。


10.「宇宙戦艦ヤマト」
第1回の定演からの恒例。
男声陣による「宇宙戦艦ヤマト」
年々進化して、今回もすごかった。
開始前に「全力で」とアナウンスがありましたが、
本当に全力でした。
第1回は振り付け程度だったのに、
今では完全なコスプレコーナーに。
今回も宇宙戦艦ヤマトのコスプレ。
そして寸劇も長くなってました。
男子部長は女装してました。
途中、吉本新喜劇風になったり、
宇宙戦艦ヤマトの演奏中は振り付き、
来年の男子部長はバレエ?フィギュア?を踊ってました。
会場は爆笑でした。
本当に濃いステージです。
爆笑疲れでした(笑)


「大切なもの」
ここで部長と副部長の紹介。
部長は熊本から有川先生の指導を受けたいと
宮崎学園に入学されたのだそうです。
確か男子部長も県外からだったような?
卒業生の紹介や花束贈呈が行われ
有川先生からも餞の言葉が。
「大切なもの」を歌う3年生の目には涙が。
会場も感動のムードが。


11.「青春譜」
平成20年のNコン課題曲。
この年はNコンも全日本も日本一になった年です。
そしてこの課題曲。
私がこのブログを始めたきっかけの課題曲。
未だに毎日のように聴いています。
今回はOB・OGも加わっての演奏。
大人数での宮学色の「青春譜」は圧巻で、
歌い出しから鳥肌が止まりませんでした。


12.「しあわせ」
今年は宮学混声化10周年。
この楽曲は混声で初めてコンクールに出場した年、
宮学の演奏に感動された松下耕さんから送られた曲です。
宝物のように歌い継がれているそうです。
一般向けにはこの定演でしか聴けないレアな一曲です。


13.「そのひとがうたうとき」
さきほどの松下さんが感動されたのが
この松下さんの楽曲。
バラエティ番組で混声化密着番組でも話題になりました。
宮学オールスターズによる大人数の演奏なので、
本当に迫力のあるステージでした。

今回もOB・OGが多く集まっていたので、
有川先生も大人数の演奏に興奮されて、
今年は部員を多く集めたいと意気込んでおられました。


14.「マイウェイ」
最後は定番のこの曲。
こんな迫力のある混声のマイウェイはなかなか聴けないのでは?
演奏後近くから「さすが」という声も漏れてました。


「ふるさと」
合唱部員も観客席まで降りてきて、
会場全体で合唱しました。
有川先生も観客席に向かって指揮され、
前から横から後ろから、
合唱部員の宮学トーンが聴こえる
贅沢なひとときでした。



終演後、ホールでは恒例の
「しあわせ」を歌ってのお見送り。
間近で聴くと改めてすごい声です。

6時半開始で終わったのが9時。
2時間半の濃密なステージでした。
まだ少し余韻に浸っています。

素敵なステージをありがとうございました。



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