東日本大震災翌週に紹介した
「今年」という楽曲。
組曲「この星の上で」の終曲で、
詩は谷川俊太郎さん、作曲は松下耕さん。
地平は遠く果てないだろう
宇宙へと大きなロケットはのぼり
子等は駆けていくだろう
今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことのできぬ希望が
「今年」(詩:谷川俊太郎)
この楽曲を聴いて震災の暗い気持ちから
希望を見出した思い出の曲です。
年末年始の合唱曲としても紹介しています。
その「今年」をバーチャルクワイアの形で、
新年の喜びを合唱で共有しようという
プロジェクトが始まったそうです。
その名も『「今年」を歌おうプロジェクト』。
この「バーチャルクアイア」とは何なのか?
簡単に言えば指揮の動画に合わせて歌い撮影し、
その撮影した複数の歌唱動画を合体させる、
こんな感じのプロジェクトです。
昨年のNコンの嵐の課題曲「ふるさと」による
「いっしょに歌おう」プロジェクトと同等です。
この企画でも全国大会で1つの動画になりました。

(Nコン公式の「いっしょに歌おうプロジェクト」の投稿動画サイトが開きます)
このプロジェクトのすごいのが、
作曲の松下耕先生自身が指揮された
伴奏動画に合わせて歌うということ。
指揮・ピアノ動画
その動画をパソコン等で流しながら、
それをスマホのカメラ等で撮影して送る、それだけ。
演奏会で歌ったことのある団体は、
ぜひ歌ってみてはどうでしょうか?
もちろん、個人でも友達同士でも大丈夫とのこと。
全部歌う必要もないようです。
なので、合唱経験の浅い人でも参加できます。
撮影方法・演奏イメージサンプル
恐らくたくさんの方に視聴されるので、
合唱団のPRにもなると思いますし、
他にも卒業前の思い出作りや記念にも良いのでは?
詩の世界にあった場所で歌うのもありだと思います。
いくつか撮影・録音のお願いがあるようなので、
そちらに注意しつつ投稿してみるといいと思います。
公開まで1ヶ月で日がないですが、
毎年年末年始に元気をもらう楽曲なので、
完成動画が楽しみです。
「今年」の参考演奏
(混声:宮崎学園・宮崎Pisello Dolce合同合唱団)
(混声:安積高等学校合唱団)
(男声:明治大学グリークラブ)
(同声:香港童聲合唱團 )



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