昨日のNコン特番なかなか良かったですね。
宮崎の中学校のシーンはホロリとしました。
見逃した方も28日(日)に再放送があるので、
ぜひご覧になってみてください。
今日は3年前の更新記事ですが、
先生方の言葉がいい言葉ばかりなので、
新たにいくつか加えて、再掲します。
出典元は過去の「教育音楽」等です。
自分の声の美しさに
気づかせてあげることで、
声も耳もよくなる、
ともおっしゃってました。
当たり前のことのように見えて、
学生時代の貴重な時期の「声」が
勿体ないなぁ、と思う歌い方が
少なくありません。
シンプルだけど、
とても心に響く言葉です。
高校生ともなると、
ある程度は生徒の自主性に
任せられるようになると思います。
生徒自身で音色を一つにし、
その調和を図るのが先生、
この連携が全国常連の秘密なのかも。
作品の世界に少しでも
近づこうとする姿勢を養い、
各自の持っている能力の
すべてを出し合うことにもなる、
ともおっしゃていました。
偏ったジャンルだけでなく、
幅広いジャンルの歌を歌うことは、
自身の音楽性を豊かにするだけでなく、
聞き手を選ばない合唱団へと
成長することにもつながるのかも。
適切な選曲については、
昔から問題になっている部分です。
入賞校の演奏を聴いていて、
すごいな、自分の合唱団も歌いたいな、
と思うのは仕方ないことなのかもしれませんが、
ちょっと立ち止まって、
それが本当に十分演奏できるものなのか?
過去でもいいので他にふさわしい曲がにないのか?
考えることが大事なのかもしれません。
小学生のこの体験は大きいかもしれません。
この言葉はとても印象に残っています。
練習する上で、達成感や成功体験は
たとえ小さくても嬉しいものです。
一日に一度だけでも体験して、
合唱を好きになって欲しいです。
本物志向というか、
極度の難曲志向というか、
あれ?と思うような流れが
学生のためのコンクールの
裾野まで広がっているのが、
素人なりに気になることがあります。
自身の昭和57年の課題曲「景色がわたしを見た」を
全国コンクールで聴いた感想から。
ドキっとされる先生方も多いのでは?
まずは詩をとことん読み込むことは
とても大事なことだと思います。
昭和55年のNコン番組からの言葉です。
こういう感想が審査員から聞けるのは、
小学校の部ならではだと思います。
こんな感想、また聞きたいです。
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宮崎の中学校のシーンはホロリとしました。
見逃した方も28日(日)に再放送があるので、
ぜひご覧になってみてください。
EXILE ATSUSHIと中学生たち~「桜の季節」がつなぐ思い~
放送日
9月28日(日)放送時間
午後4:15~ 4:58(Eテレ)放送内容
EXILE ATSUSHIが書き下ろした楽曲「桜の季節」。
ATSUSHIが中学生のために、自らの10代を思い出しながら手がけた歌だ。
番組では宮崎県の山間にある中学校をATSUSHIが訪れ、
生徒たちの思いをじっくりと聞き、心からのメッセージを送る。
歌によって思いを通い合わせていくATSUSHIと中学生たちを描く。
今日は3年前の更新記事ですが、
先生方の言葉がいい言葉ばかりなので、
新たにいくつか加えて、再掲します。
出典元は過去の「教育音楽」等です。
小針智意子先生(郡山第五中学校顧問)
自分の声の美しさに
気づかせてあげればいい。
※郡山第二中学校時代の言葉です。
自分の声の美しさに
気づかせてあげることで、
声も耳もよくなる、
ともおっしゃってました。
当たり前のことのように見えて、
学生時代の貴重な時期の「声」が
勿体ないなぁ、と思う歌い方が
少なくありません。
シンプルだけど、
とても心に響く言葉です。
有川サチ子先生(宮崎学園高等学校顧問)
私の仕事は全体の調和を図ることで、
力を合わせて一つの音色を作るのは
生徒たちです。
高校生ともなると、
ある程度は生徒の自主性に
任せられるようになると思います。
生徒自身で音色を一つにし、
その調和を図るのが先生、
この連携が全国常連の秘密なのかも。
菅野正美先生(郡山高等学校顧問)
何より大切なのは、
洋の東西、ジャンルを問わず、
良い作品にめぐりあうこと。
※安積女子高等学校時代の言葉です。
作品の世界に少しでも
近づこうとする姿勢を養い、
各自の持っている能力の
すべてを出し合うことにもなる、
ともおっしゃていました。
偏ったジャンルだけでなく、
幅広いジャンルの歌を歌うことは、
自身の音楽性を豊かにするだけでなく、
聞き手を選ばない合唱団へと
成長することにもつながるのかも。
竹内秀男先生(元・根城中学校顧問)
“聴いていていい曲”と、
“現在のレベルで消化できる曲”
は違うはず。小曲でもいいから、
心に残る曲を歌わせてあげるべき。
適切な選曲については、
昔から問題になっている部分です。
入賞校の演奏を聴いていて、
すごいな、自分の合唱団も歌いたいな、
と思うのは仕方ないことなのかもしれませんが、
ちょっと立ち止まって、
それが本当に十分演奏できるものなのか?
過去でもいいので他にふさわしい曲がにないのか?
考えることが大事なのかもしれません。
川上彌榮子先生(元・金竜小学校顧問)
一日に一度でも良いので、
“いい声が出せた”、
“音がキレイに合った”
という体験を持つこと。
小学生のこの体験は大きいかもしれません。
この言葉はとても印象に残っています。
練習する上で、達成感や成功体験は
たとえ小さくても嬉しいものです。
一日に一度だけでも体験して、
合唱を好きになって欲しいです。
平松剛一先生(元・八潮高等学校顧問)
現在の合唱界の傾向を、
中高生に向けないで欲しい。
大向こう受けや表面的な
仕上げのよさだけを狙わない、
中高生の真摯な演奏の中に
熱い感情が燃えた、命輝く合唱を。
本物志向というか、
極度の難曲志向というか、
あれ?と思うような流れが
学生のためのコンクールの
裾野まで広がっているのが、
素人なりに気になることがあります。
作曲家・寺島尚彦さん
先生方は縦書の詩を原形のまま
完全に覚えるまで読んだのか?
楽譜として覚えることに専念したのでは?
歌っている詩が・言葉が
発音記号で聞こえてくるような、
曲の流れを止めた「しなやか」でも
「かろやか」でもない演奏が多かった。
自身の昭和57年の課題曲「景色がわたしを見た」を
全国コンクールで聴いた感想から。
ドキっとされる先生方も多いのでは?
まずは詩をとことん読み込むことは
とても大事なことだと思います。
作曲家・中田喜直さん
小学校の一番最初の学校の
課題曲が始まったとき、
困っちゃったんですよね。
あんまり上手くて、かわいらしくて。
これはどうなるかと思ってね。
あとこういうのばっかり続いたら、
どう審査したらいいかと思うくらい、
とってもよかったですね。
昭和55年のNコン番組からの言葉です。
こういう感想が審査員から聞けるのは、
小学校の部ならではだと思います。
こんな感想、また聞きたいです。



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