動画サイトで昭和のNコンがいくつかったので鑑賞。
愛媛大附小や二本松南小、根城中。
私がNコンを見始めたのが平成2年ころなので、
当時は観てないはずなのに懐かしい気持ちに。
特に愛媛大付小と二本松南小の
「亜麻色の風の中へ」は特に好きな課題曲。
小学生たちが歌っている姿を観ているだけで
涙が出てきそうになります。
今ももっと歌われてもいい曲だと思うのですが。
この年の小学校の部は、「子どもらしさ」が
コンクール後に審査員の間で議論になったそうです。
(※口型や表情を一斉に揃えたりすること等)
昨年のNコンでも似たような議論になったそうですが、
永遠のテーマかもしれません。
根城中の「ヘンルーダの花が咲いたら」(バールドシュ)は、
日本語訳詞としては恐らくNコンが初演です。
この全国優勝以降、流行歌となります。
もともと原語で練習していたところ、
コンクールで歌うため、峯陽さんに翻訳依頼。
「ヘンルーダの花の咲く街」「ヘンルーダと娘たち」
といったさまざまなタイトル候補の中から、
最終的に余韻の残る現タイトルに決まったそうです。
自由曲を聴くとわかりますが、
Nコンの当時の制限時間が小学校が3分半、
中学は4分とやや厳しかったために、
自由曲のテンポ設定やカットについて
数々のエピソードも残されています。
ある年はNHKから原則カット禁止令も出たそうです。
また衣装を観ると夏服を着ていますが、
当時は録画コンクールだったので、
地方(現ブロック)大会や県大会の演奏で
全国コンクールの審査がなされていました。
こういう映像を観て思うのは、
いつか名演アーカイブス的なコーナーが
Nコンのホームページに欲しいですね。
その他、NHKホール参集時代以降は
全体合唱アーカイブスもあったらいいなぁ。
「手紙」の全体合唱は未だに涙が出ますし、
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